ハイブリッド鍼とは
ノイロメーター(良導絡理論に適合して制作された皮膚通電測定器)を使って
治療に有効な場所を特定し、チカチカ治療(微弱電流療法)を行う
東洋医学と西洋医学を合わせた治療法です
「痛み」は、その原因によって大きく2つに分けられます
「炎症や刺激による痛み」
切り傷・火傷・打撲・骨折などのケガをするとその部分に痛みを起こす物質が発生します
この物質が末梢神経にある受容体を刺激することで痛みを感じます
重くズーンとした痛み方が特徴で一部の頭痛や歯痛
関節リウマチや変形性関節症の痛み
痛風などもこれに該当します
「神経障害による痛み」
帯状疱疹が治った後の長引く痛みや、糖尿病の合併症に伴う痛み
坐骨神経痛、頚椎症に伴う痛みなどがあります
傷や炎症などが見えないにもかかわらず痛みがある場合には
神経が原因となっていることがあります
チカチカ治療とは
人体は脳や筋、靭帯から発生する微弱電流により人体の恒常性を保っています
また負傷した箇所には負傷電流が発生し、痛みを脳に伝達しています
ケガをしたり体に強い力がかかると、「痛い!」と感じます
これは体の中のセンサー(感覚器)が反応して、「痛み」を知らせているからです
痛みは人体の異常を知らせる 信号ですが、長時間継続されると痛みの悪循環等が起こり
痛みが消えにくくなり、容易には治癒しにくい状態が起こります
痛みを感じると、体の中ではいろいろな変化がおこります
たとえば、血管が収縮し細くなったり、筋肉が緊張して硬くなったりします。
そうなると、その場所に流れる血液が少なくなって、酸素も足りなくなってしまいます
酸素が足りないと、さらに「発痛物質」が体の中で作られてしまって
もっと痛くなってしまうのですこれを「痛みの悪循環」といいます
このような悪循環を止めるために使われるのが「チカチカ治療」です
東洋医学でいうツボや経絡には電流に対する特殊性や
方向性があると考えられています
受容体が必要としている電流量及び波型(神経系、筋肉系、細菌系など)
電流の方向性を与えることにより
受容体の細胞の活性化及び痛みを鎮静化させることができます
当院では電流量及び波型、電流の方向性をお1人お1人の症状に合わせて
自在に合わせることができる機器を使用しております